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ホーム 平成20年8月のお便り
 

犬の味覚について

「ウチの子はフードを全く噛まずに丸呑みですよ~、もうチョット味わって食べて欲しいわ」って良く聞く事があります。

 

野生の動物は原則として、嫌な味のする物は害があり食べられない物、良い味のする物は、からだの役に立つ食べられる物と認識します。ですから、自然界では、生まれたばかりの仔犬でも味覚は働いています。しかし、最近では香料や油脂の添加がされている物が多く動物は混乱しています。

 

犬の味蕾は舌の表面の乳頭の突起にあり、一部は口蓋の柔らかい部分と、口の奥の喉の始まる咽頭部分にもあるので、犬は正に喉越しを味わえるわけです。  味の化学成分は水に溶ける事によって味として感じますので、唾液が必要です。犬の唾液腺は舌の下、口の奥、耳の後、目の下と4箇所もあるので、ご飯を前に、ヨダレでダラダラになるのも無理はありませんね。 味覚の敏感さは味蕾のタイプと数によって決まり、人間の味蕾は約9000個、犬は約1700個、ネコは約470個程と、数から言うと、人間の方がグルメと言えるようです。味蕾の寿命はわずか数日で新しい物と入れ替わり、人間と同じように年とともに再生能力も弱まり味覚も衰えていきます。

 

老齢期特有の病気(糖尿病、甲状腺機能低下症)や治療に使われる薬なども、味らいの再生に影響を与えます。

調味料や添加物の含まれた人間の食物を与えられた犬やネコには、肥満が多く、腎臓や肝臓に負担がかかり、高齢になると代謝の低下と共に慢性病へと進みます。

 

食生活が濃い味に慣れてしまうと、フードなどを受け入れなくなってしまう事もあり、悪循環におちいりやすく、人間用に加工された食物や、動物用であっても過剰な高蛋白・高脂肪のおやつ等は、愛犬愛猫の為にも呉々も注意して下さい

 

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